「フラッシュカードを始めようかな」
「フラッシュカードをやってて意味があるのかな」
「フラッシュカードはやらない方がいいってホント!?」
フラッシュカード に興味を持った親御さんは、子供の才能を少しでも開花させたいと思う方々だと思います。
だからこそ、貴重な子供の時間にフラッシュカードを我が子にするべきか調べて、納得して続けたいですね。
この記事では、数えきれないほとのフラッシュカードを持っている私が、フラッシュカードの効果と弊害について紹介をします。
・フラッシュカードに興味がある
・自分の子供の知能を引き伸ばしたい
・子供が生まれたら知育したいと思っている
目次
フラッシュカードの効果も弊害も科学的根拠はない
ご存知なければこちらの動画をご覧いただければイメージがつかめると思います。
これは、「ドッツ」と呼ばれるもので、点々が書かれたカードを見せて、その個数を呼んで伝えます。これ以外にも歴史や地名、ただの幾何学模様などもあります。
うちで持っているものの写真を紹介するとこのような感じです。
そんなフラッシュカードの効果ですが、諸説あります。
結論を先に書くと、効果も弊害も科学的エビデンスがない、という状況です。
フラッシュカードの効果
早期教育によって、子供の持っている無限大の可能性を引きだすためにフラッッシュカードが使われています。幾何学模様のものは、集中力を高めるということで、七田チャイルドアカデミーに行ったときにはフラッシュカードの冒頭でささっと10枚ぐらい、リズムだけでやっていました。
七田式ではその効果について、以下のように掲載されています。
脳を活性化する
左脳は、低速リズムで働く脳ですが、右脳は、高速リズムで働きます。
カードを1枚につき1秒に満たない速さでフラッシュしてみせると、左脳は対応できず、右脳が反応するようになります。瞬間記憶を育てる
右脳の記憶は、「イメージ性の記憶」とも呼ばれ、見たものをそのまま瞬時に記憶します。
カードフラッシュは、この「イメージ性の記憶」を育てます。右脳と左脳の関係性を深める
右脳はイメージ脳、左脳は言語脳といわれることがあります。
カードフラッシュは、カードの絵を見せながら、その言葉を言って聞かせるので、右脳の映像を処理する能力と、左脳の言語で理解する力を育てます。一つひとつの言葉が認識できる
左脳の認知障害は、一つひとつの事柄を認知することができません。
すべてがつながった状態にあります。
カードフラッシュによって、物事と名称がつながったり、その結果、言葉のない子どもが、物の名前を覚え、物事が認識できます。
右脳が活性化する良い影響が記載されていますが、エビデンスはないようです。
実際、全く同じ環境でフラッシュカードをした場合、しない場合の場合わけをしてテストするというのは不可能ですよね。
私の友人のお子さんの事例
3歳が終わるまでフラッシュカードを欠かさずしてた教育熱心な家庭があります。4歳になるまでフラッシュカードの効果を感じることはなかったそうです。しかし、4歳以降になってから非常に記憶力がいいと感じるようになり、要因を考えると「フラッシュカードさせたのが効果があったのかなぁ」とおっしゃってました。
フラッシュカードの弊害
弊害としてウェブで出てくるものとしては以下です。
・右脳を活性化するというのはエビデンスがない
・子供が自分で感じ取るものではなく受け身型の知識の詰め込み
・早期教育したことによってプライド高いなど性格に問題が出る
しかし、この主張の弊害もエビデンスがないというのが実際のところです。
確かに、フラッシュカードをものすごく速く行なっているところを見ると、最初はびっくりしてしまう方もいるかもしれないですね。
以下は、元々七田式の教室だったころの一部が別れてできたイクウェルです。こちらでもフラッシュカードをしています。
フラッシュカードの効果も弊害も証拠がない中で主張されています。その前提で自分の子供にフラッシュカードを取り入れるかどうかを判断する必要があります。
フラッシュカードの効果と弊害についての私の考え
フラッシュカードの効果は証拠はないが「最善の手を打ちたい」
やっている理由は、エビデンスはないですが子供の可能性を伸ばせると私も思うからです。弊害の方が、因果関係が不明かなと思います。
大事なことは、どういう教育方法なのかという手段より、子供への接し方や、何ごとでも「過ぎる」というのはよくないと考えていますので、やらせすぎないといった普段からの子供への配慮かなと思います。
むしろ、0歳〜3歳が脳が急成長する時期である、という点は研究結果として間違いない事実ので、この時間に打てる最善の手が他にあるのであれば最大限の手を打ちたいと考えています。
フラッシュカードの効果や弊害は判断できないが「今のところやってよかった」
この記事を書いている時点では、1歳1ヶ月でフラッシュカードをやらせたからよかった悪かったという判断ができないということと、七田式もイクウェルもくぼたのうけん(久保田かよ子式)も全部同時並行でやっているので、フラッシュカードの効果の判断ができません。その中での状況にはなりますが、
・すでに言葉は少し話せる
・名前を呼ばれたら手をあげられる
・読んで欲しい本を自分で選んでくる
・電気のリモコンのスイッチを毎朝自分で押して親を起こす
・そのリモコンを窓のサンに毎回戻す
ということができていて、同時期の月齢の子供を見ていてもできることは多いと感じています。
そのため、「やってよかったし、これからも続ける」というのが現在の判断です。
プロのフラッシュカードで効果と弊害を確かめる
七田チャイルドアカデミーやイクウェルに通えば必然的に教室で実施することになります。ただ、教室はやリ方を親が学ぶ場であって、親が自宅でコンスタントに子供にフラッシュカードをしてあげられるかどうかにかかっています。
1回体験でもそのみちのプロの先生がやっているところを見れば、ああなるほど、こういうペースかという雰囲気はつかめると思います。ただし、教室については、何軒も見てきた中でお伝えすると、先生の技量が全く違っていて、本当にできる、いい先生に巡り会えるかがとても大事です。
生後半年の子供でも飽きさせないで教えられる先生がいまして、本当にうまいです。そういう素晴らしい先生のやり方から学ぶべきであって、慣れていない先生の方も多いので、うまく見極めてください。
半年など幼児だと一瞬ですぐに飽きてしまうのでテンポが大事です。
フラッシュカードで効果と弊害まとめ
フラッシュカードの効果と弊害について紹介をしました。効果も弊害も明確な科学的根拠がないという状況ですが、0-3歳の脳がグッと成長する時期にできることをしてあげたい。
実際に始めてみようという方向けのカードは以下です。価格も安いですし、試してみるにはちょうど良いです。
以下は、七田式の公式ドッツカードで18,514円 (税込)など、結構高いです。
値段もするので最初はおためしカードから初めてみるのがいいと思いますが、ドッツカードをやってみたい方は見てみてください。
あと、親の手が掛かるのと効果に対して諸説あるので、プレゼントとして贈るのは、送り先から指定されるなどの場合を除いて、慎重に選ばれる方がいいと思います。